2016年にブログで取り上げた銘柄を振り返る

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

既に大発会からだいぶん経ちましたが、ここで、一昨年末から去年にかけて当ブログで話題に上げた銘柄がその後どのような推移を描いたか、振り返ってみたいと思います。

バンダイナムコHD

2,100円から3,000円レンジの上下の激しい銘柄でしたが、結果的に緩やかな上昇トレンドに乗って、現在3,100円台。3,000円の下値固めをしっかりして欲しいところですが、決算でサプライズなしの失望売りが毎度のイベントとなっているので気が緩めない銘柄です。

ワコム

残念なことになりました。ブログで取り上げてから株価は一時上昇しましたが、決算がイマイチで500円台から300円台まで下げました。機敏な損切りの大切さを知った次第。底に当たったのか、今現在は少し持ち直してきているようです。

日本郵船、川崎汽船他、海運三社

こちらもダメダメ。バルチック海運指数も低水準だし赤字決算で海運はどうも冬の時代っぽいです。しかし190円台付近で上手く拾えた方は、その後のリバウンドで含み益が出ているんじゃないでしょうか。

東京テアトル

この世界の片隅にのヒットで一時120円台から230円台まで上がりましたね。ホルダーの皆様おめでとうございます。東京テアトルの「業績に与える影響は限定的」との報道で大きく下げてしまいましたが、今現在もロングラン上映中でランキングも良いので、業績寄与に期待したいところです。

ブロッコリー

300円切ったら買いとブログに書きましたが、そこまで待つのは慎重すぎたかな。300円台で買っておけば良かった銘柄のひとつです。もし買っていたら2年越しに回転できていた銘柄です。700円までロケット噴射来ましたね。現在630円。

三井住友銀行

ブレグジットの2,800円台が底でしたね。大方の流れに逆行して上手く底を拾えました。底を拾えるなんて滅多にないし、株価なんてどう動くか分からないので自慢できることではありませんが。

予想外のトランプ大統領就任後のトランプ相場で、更に上昇して、一時4,800円近くまで迫りましたが、ここから先はどう動くか。日銀のマイナス金利政策で収益圧迫して、5,400円台辺りから2,800円までほぼ半値下げましたが、高値で売った後に、底値で拾えて今のところ上手く回転できています。円安に動いたことも上昇の一因かと。

今現在円高に動いているのと、5,000億円の赤字を出した東芝の主要取引先なので、関連ニュースに注視する必要がありそうです。

KLab、マーベラス

底値から大して動かず。アレだけ相場を賑わせていたAOEはリリース後振るわず結局閉じちゃいましたね。ブログで予想したとおり、既に他のAOE的スマホゲームが人気を博しているので、今更感が。ネームバリューだけでは勝負できないのを知りましたが、株価は実績ではなく噂で上がるので、良い材料でした。

KLabはチョット手を出したくないけれど、マーベラスはどうなんでしょうか。2.5次元舞台が好評だし、PERも10倍台切ってかなり安い水準です。

光陽社

余り聞き慣れない会社ですが、最近になって140円台から243円までにポーンと跳ね上がりました。現在191円。

会社四季報によるとオフセット印刷用写真製版の大手だそうです。僕最初てっきり、同人誌の印刷所で有名な緑陽社と勘違いしてました。

三菱重工

決算が予想以上に悪い数字で利食いしたけど、その後下がってトランプ関連銘柄ということでまた上がりました。株は分かりません。持っていれば10万円ほどの含み益でした。たられば。

国防銘柄なので、トランプ次期大統領が選挙期間中に在日米軍を引き上げると発言したことが、買いに繋がったようです。まさかトランプ大統領が当選するなんて誰も思っていなかったから。もし当選してなかったら、株価は低迷していたままだったのかな。

去年は当たり外れアリ、含み益が出たり損切りしたりしました。今年はどうなるか。本年もよろしくお願い致します。



バンダイナムコHD、高値圏で3000円の下値を維持できるか

バンダイナムコHDは今年の二月から長い上昇トレンドの最中にある。二度ほど大きく下落したことがあった。ひとつは決算発表の時だと記憶しているが、その大幅下落からも大きく株価はリバウンドして遂に3000円台が当たり前の様相を呈してきた。

しかし週末金曜日は、為替環境が良好で日経平均株価も好調な中、-70円(2.17%)の下落、3160円での終値を付けている。ここ最近は年初来高値を更新していたものの、これといった材料がなく利益確定売りに押された形だ。

同セクターのコナミは+205円高(5.39%)の上昇を演じた。「遊戯王デュエルリンクス」と「実況パワフルサッカー」のスマホゲームが配信され好調なことが好感されたようだ。国会でカジノ法案が審議中のこともあり、カジノ関連銘柄としても注目を集めている。

一方バンナムはというと、カジノ関連としては弱い感じがするし、スマホゲームは好調だが、業績全体に与えるインパクトは、スマホ新興株と比べると比率が低く、今のところ大きな上昇を演じるほどの威力はない。これといった材料がないに尽きる。

PERを見ると、コナミは約36倍、バンナムは約17.8倍と2倍以上の差があるが、コナミは既に4000円台の大台に乗せているのに比べて、バンナムの上昇の足は鈍い。投資家目線では、値動きの軽いコナミの方が投機的な銘柄としての旨みがあるのだろうか。

PERの低さを基準にバンナムを買ってみたが、これなら同じ時期の同じような株価の時にコナミの方を買っときゃ良かったと、往年のファミコンファンは臍を噛む思いだ。また妖怪ウォッチのような日本中の子供達の間で大流行するコンテンツが出て来ることを願ってやまない。



丸井の株主優待が今期から変更。マルオとマルコの7日間の時期を狙ってお得な買い物が出来る!

丸井株主優待券 2016年中間

マルイから半期に一度の株主優待が届いた。

業績は2012年より右肩上がりで、配当性向も高く、増配を続けており、株価指数も良好だ。斜陽のイメージがある百貨店銘柄はアベノミクス以来、富裕層の高額商品購入や中国人の爆買い等をきっかけにインバウンド銘柄として驚くほどの上昇を演じて見せた。しかしここ最近は中国人の爆買いの威勢が弱まると共にインバウンド効果も薄まり、老舗百貨店の株価の下落が目立つ。そんな中、丸井の株価は高値を維持している。他の百貨店とは明暗を分けた感じだ。

今期から丸井の株主優待が変更となった。前回は割引カードで、半年10万円の購入額を上限に、10%の割引がきいた。今回は100株保有で実店舗で使えるクーポン券1000円と、ウェブクーポン1000円。期末の株主優待はそれらに加えて、1000円のエポスポイントが付与される。エポスゴールドカード・プラチナカード所有者は2倍の2000ポイント貰えるという仕様だ。

10万円買い物をすれば1万円の割引となる。例えば4万円のコートを買えば4000円の割引だ。それに比べると今期からの株主優待は実質目減りしたと感じられる。

しかし実際に丸井で半年に10万円の買い物をするかというと、そう高額な買い物ばかりもしていられない。高額商品を買う場合には前回の株主優待の方が魅力的だが、1万円前後の買い物をする場合は、割引率は変わらないし、5,000円前後の買い物なら、今回からの株主優待は割引率は高くなる。

それにOIOIには、マルオとマルコの7日間という全品10%セールキャンペーンを実店舗とウェブショップの両方で度々実施している。キャンペーンセールの時は株主優待との併用が効かないので、キャンペーン時に株主優待として貰った商品券やウェブクーポン、エポスポイントを併用すれば、今までよりも割引率の高い買い物が出来る。

そういえば丸井で商品を買うときは、だいたいマルオとマルコの7日間の期間がほとんどであった事を思い出した。ならば今回の株主優待の変更は好意的に受け止めても良いのではないだろうか。



大相場を演じた急騰銘柄と比較分析することで株価を予想する

戦時中の広島県呉市を舞台にした映画「この世界の片隅に」がヒットの兆しで、東京テアトルの株価が慌ただしく動いている。一時230円台を付けた物の、その後は揺り戻しでもみ合いが続き、週末12月2日の終値は182円。

日経新聞のQUICKで、東京テアトルのIRの話として「映画の制作委員会から配給を受託しているだけなので、業績に対する影響は限定的」と報じたことで、株価は冷や水を浴びせられる形となった。有名な日経新聞の飛ばし記事だろうか。実際に期末決算の数字が出てみないことには分からない。「業績に対する影響は限定的」といえば、ポケモンGOがブレイクしたときの任天堂のIRを思い出させる。

貸借倍率や売り禁、増担保規制などの専門用語が飛び交い、すっかり投機化してしまったが、冷静になって今後の株価を占ってみようと思う。

半ば仕手株化した感のある東京テアトルの株価だが、仕手株研究という事で、過去に保有して仕手株のような動きを見せた銘柄と比較してみることにした。

比較銘柄は日本エンタープライズ。業種は全く異なるが、試しに比較してみる。

日本エンタープライズの株価が急騰したのは、スマートフォンを社内で内線化できるビジネス用アプリの発表だった。このニュースを受けて、長らく眠っていた株価は200円台から急騰し、最終的には瞬間風速で800円台を付けて、その後株価は沈静化した。発表されたのがスマホアプリなのか、パッケージソフトウェアなのかよく分からないが、今のご時世ヒットしそうなスマホアプリの発表があるだけで株価が急騰するので、その現象に吊られたのかも知れない。僕もそのニュースを聞いてスマホアプリかと勘違いしていたが、実際の所はどのような形態のソフトウェアなのか、門外漢なのでサッパリ分からない。

さて、青天井になりやすい銘柄に、時価総額が低いという共通したセオリーがある。仕手筋が限られた資金源で株価を急騰させ大相場を演じさせることが出来るからだ。つまり時価総額の大きい大型株は仕手化しない。バンダイナムコHDも任天堂も超短期で株価が4~5倍になったりしない。

時価総額を比較してみると、今現在の日本エンタープライズの時価総額は111億円(株価275円)、対して東京テアトルは145億円(株価182円)。時価総額に関しては余り大差はないようだ。

PER(株価収益率)はどうだろうか。2016年12月2日時点で日本エンタープライズは約82倍。東京テアトルは約95倍。こちらも余り大差がない割高水準だ。ただし東京テアトルは第1四半期が好調にもかかわらず期末の業績を上方修正していない。第2四半期はやや鈍った。そこに今回ヒットの兆しがある「この世界の片隅に」の業績が上乗せされるとすれば、当然予想PERは低くなるし、期待値は膨らむ。年末までには客入りの趨勢が見えてくるだろうか。

PBR(純資産倍率)を見てみよう。日本エンタープライズは2.2倍。東京テアトルはほぼ1倍。配当利回りは日本エンタが1%で、東京テアトルは0.5%だが、映画無料鑑賞券8枚綴り(約1万円程度)が株主優待として配布されるので、実質配当利回りは5%以上はあることになる。

仕手化すると、株価の割安感の指標となるPERも時価総額も関係なく一時的に急騰する。日本エンタープライズは250円台当たりから800円まで約3倍に突き抜けた。しかしここで注視しなければならない点がもう一つある。日本エンタープライズが急騰する前の実質PERは2014年5月の時点で19.8倍と割安感があった。急騰後は単純に3倍にしてPER60倍。東京テアトルが映画ヒット予兆のニュースを受けて急騰する前のPERとほぼ同じ水準まで急騰したことになる。つまり今の東京テアトルのPERは、これ以上騰がるには割高すぎて心理的に上値が重いのも頷ける。ポジティブサプライズがもう一押し欲しい所だ。

今現在保有している東京テアトルの株価も、映画「この世界の片隅に」の今後のヒット規模如何ではひょっとしたら再び急騰するかも知れないという甘い夢を見ながら、今宵は稿を閉じたい。まぁ上がりもせずに淡い夢で終わるかもだけれど。(投資は自己責任でどうぞ)



東京テアトルがストップ高。映画「この世界の片隅に」が大ヒットの兆しで。

東京テアトルが前日比プラス50円(約37%)のストップ高の182円で張り付いている。昨日TwitterのTLで市況株全力2階建ブログの記事が流れてきて、東京テアトルの系列映画館で上映されている映画「この世界の片隅に」がヒットの兆しがあるとのことで、話題になっていた。

僕も「10倍になあれ」とか冗談で呟いていたら、朝起きて値を見たらストップ高になっていた。

今のところ、映画が大ヒットの兆しとの事で買われているようだ。先週くらいからチョイ上げしていたが、未確認だった。低位株でさほど注目を集めている銘柄でもなかったのでお祭り状態なのだろう。

予想PERは90倍を超えている。東京テアトルは映画事業の他に、中古マンションのリフォーム事業が好調で、以前上方修正を出しているが期末決算は据え置かれているので、実質的な予想PERは今現在よりも低くなる可能性がある。連結累計の第二四半期純利益1億円に対して、期末予想は1億5000万円。今後、この期末予想数値に映画「この世界の片隅に」の興行収入がどこまで寄与するかが鍵だ。

株式専門雑誌ZAIの方でも、株主優待(映画無料鑑賞券)との兼ね合わせで実質配当利回りが高いと紹介していた。好機が重なったのかも知れない。

予想PERに関係なく高値を目指しそうだが、アッサリと値を戻す可能性もある。元々株主優待目的で購入していたので、ゆっくりと値動きを見守っていこうと思う。